アーティストについて
1984年、ペンシルヴァニア州のニュー・ホープ・ソルバリー・ハイスクールでアーロン(ジーン・ウィーン)とミッキー(ジーン・ウィーン)が出会い、バンド結成のきっかけとなる。デビュー前に自主制作カセットテープを6本リリースした後1989年、TWIN-ONE-RECORDSと契約しデビュー作『ゴッド・ウィーン・サタン:ワンネス』をリリース。1991年には『ポッド』をリリースし内容はもちろんレナード・コーエンのアルバムをもじったアートワークでもファンの間で評判となる。その後バンドはメジャー傘下のエレクトラに移籍、そこで92年『ピュア・グアバ』をリリース1994年にリリースした『チョコレート・アンド・チーズ』はPVの監督にスパイク・ジョーンズを採用するなどの意欲作でMTV等で高い評価を得た。その後も1996年には異色のフォークアルバム『12 ゴールデン・カントリー・グレーツ』、1997年には「THE MOLLUSK」などを発表。1999年には初のライブアルバム『ペインティン・ザ・タウン・ブラウン』他ライヴ・アルバム何作かを自身のレーベルであるCHOCODOG RECORDSからリリース。TVアニメ『サウスパーク』で一躍脚光を浴びたトレイ・パーカーとマット・ストーンを監督のPV "EVEN IF YOU DON'T KNOW" 収録の『ホワイト・ペッパー』リリース以降はレーベルをサンクチュアリに移しつつ『ケベック』をリリース。Bサイド、アウトテイク集「SHINOLA VOL.1」のリリースも記憶に新しい。2006年、バンドは次のアルバム制作の為にペンシルバニアの農家を改造したスタジオで作曲活動に入る。50曲以上を作曲、ラフ・バージョンのレコーディングを繰り返し、その中から選りすぐりのものを再レコーディングした。プロデューサーはアンドリュー・ウェイスを起用。その後2007年6月に『ザ・フレンズEP』をリリースし、遂に4年ぶりの新作『ラ・クカラチャ』の全貌が明らかになってきた。
ウィーン兄弟(実際の兄弟ではない)はWEEENのプロジェクト以外にも様々なプロジェクトに参加、あるいは自身で新に立ち上げた。ボアダムズと立ち上げたノイズ・ロック・ユニット「Z-ROCK HAWAII」やディーンはハードコア/メタル・ユニット「MOISTBOYZ」のメンバーでもある。